TOP > 2016年調査結果 > 調査No.02 ゆずりあい精神の意識調査
今回のアンケートでは「ゆずりあい精神の意識調査」と題して、皆さまに優先席に関する事柄についてうかがい、3413人の方にお答えいただきました。
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4人に3人が「優先席では席を譲るべき」と考えている優先されるべき人がいたときには「優先席をゆずるべき」という人が全体で75.9%いることがわかりました。前回の調査と比較すると17.1%減少しており、対して「どちらともいえない」という人が9.5%増加していました。 年代別で比較すると「どちらといえない」と回答する50代が他の年代に比べて多く、中でも男性票が7割を占めていました。 |
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約3割の人が「優先席意外で席を譲るべきだという意識はない」1つ目の質問では7割以上の人が「優先席では席を譲るべき」と回答しているのに対し、優先席以外では「席を譲るべき」という人が全体で約半数(57.1%)に減少していました。 特に「どちらとも言えない」という意見は1つ目の質問の約2倍となっており、優先席以外の席では「譲る」という意識が下がることがわかりました。 また、前回の調査と比べると、全体の「はい」と答えた割合が19%減っており、1つ目の質問に続き3年前と比べて席を譲る意識が低くなっていることがわかりました。 |
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6割の人が席を譲ろうとして断られた経験があるお年寄りや身体の不自由な方、妊娠中の方など譲るべきだと思われる方に席を譲ろうとしたところ、相手に断られてしまったという経験を持った方が約6割いるという結果が出ました。 前回の調査から比較すると、9%ほど断られた経験がある方が増えており、席を譲る意識の低下と何か関係があるかもしれません。 項目5にて、断られずにスムーズに席を譲られた方の成功術をご紹介します! |
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全体の6割の人が何かしらの理由で席を譲らなかった経験がある全体の58.8%の人が「断られると思って譲らなかった」「降りる駅が近いので譲らなかった」「譲る気がなかった」と、何かしらの理由で席を譲らなかった経験があることがわかりました。 前回の調査より14.4%増加しており、中でも「譲る気がなかった」という意見が約2倍になっています。 |
もうすぐ降りると言って、無理やりたった
(10代男性)
いつも笑顔でどうぞ、と声をかけると成功?しています。
(30代女性)
宜しければ、いかがですか?と声をかける
(60代女性)
目を合わせて「どうぞ」と言いつつ立ち上がる。
(40代男性)
次の駅で降りるようなフリをして、黙ってその場から立ち去ると、席が空いたと思って座って貰えます。お礼の言葉を期待しないのがコツ。
(60代男性)
私も子育てをしていて妊婦さんの大変さがよくわかっているので妊婦さんにはさりげなく声をかけると座ってくださる方が多いです。
(20代女性)
よかったらどうぞ、と声を掛けてそのままドア付近に移動しました
(10代男性)
次の駅で降りる予定がなくとも、「どうぞ、次の駅で降りますので...」といって、すぐに席を立つ。もし、次の駅で降りない場合は、可能なら、隣の車両へ移動するなどする。
(60代男性)
私も子育てをしていて妊婦さんの大変さがよくわかっているので妊婦さんにはさりげなく声をかけると座ってくださる方が多いです。
(20代女性)
よかったらどうぞ、と声を掛けてそのままドア付近に移動しました
(10代男性)
次の駅で降りる予定がなくとも、「どうぞ、次の駅で降りますので...」といって、すぐに席を立つ。もし、次の駅で降りない場合は、可能なら、隣の車両へ移動するなどする。
(40代男性)
気付いたら躊躇なく譲る。「電車が揺れて危ないから」「大きな荷物持っているから」など、譲られて当然(?)な理由を伝える。最後に「良かったら」と無理強いではないことも伝える。
(40代女性) |
今回調査を行い、3年前の調査から比べると「席を譲ろう」という意識が低下していることが明らかになりました。
席を譲ろうとして断られた経験も増加していることから、「断られるかも」という思いが頭をよぎってしまうのかもしれません。
もし席を譲ろうと決意した際には、ぜひ項目5の譲り方を参考にしてみてください!
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